広島県の会社に就職
2025-02-25


2月の中頃に仙台のK工業に長男が就職し、関東の現場に派遣されていた時のこと。派遣先の会社から緊急連絡先の私の所に突然、電話がかかってきた。長男が群馬県の現場に派遣されていることはわかっていた。@その宿泊先からいなくなったとのこと。1日後にわかったことは次のこと。A長男は宮城県福島市で前から知っていた友達Kと落ち合って、BKの派遣元の会社に雇ってもらう計画を立てていたとのこと。CKが24日に広島県の派遣元の会社に帰る機会を逃してはいけないと思ったのだろうか。D一緒にKの車に乗って広島県のKのアパート(派遣元の会社から1時間くらい東にある)に帰った。25日の朝電話してようやく 6〓 Kのアパートに長男が居候していることがわかった。@から6〓 までのことが、私たち親が知らない2日間の間におこったことだった。私も妻も驚いた。しかも、〓 私たちに「3万円送ってくれ」という電話があっただけだった。私たちは長男が必要としていると思い、送金した。
 長男は、この1年半お世話になっていた仙台のW家族との関係に限界を感じていた。G 自分が経済的な点で、利用されていたことに気が付いたからだった。それで、G 広島のKの会社で働くことを決めたのだった。「そんなに早く、仙台から広島県に引っ越して、いったい仙台のアパートのことやHアパートに残してきた家財はどうするの。それにI障碍者手帳の更新や L 自立支援医療関係の変更のことはどうするの?」「あとで、仙台に帰ってからやる。J連休ごろやる」。「それじゃあ K 遅すぎるのではないの」。ちょうど、KもIのことを良く知っていたし、早速、長男も仙台市(太白区)の保健事務所に電話して色々調べてみた。そうしたら、K住居変更は3/4でもできること。その時、同時にIのこともできることが分かった。自立支援医療のことはKの通っている病院の主治医がやってくれるとのこと。 「ただ、もし、前の主治医から新しいところのクリニックの医師に紹介状を書いてもらうとしたら、時間もかかるから M 早めに必要書類の準備に取り掛かるように」と伝える。N 障害基礎年金のこともある。
 本人は@からN のことを全く考えずに、ただ、人間関係で嫌な思い出しかない仙台を早く離れて、別の町に行って、働きたいという思いがとても強いのだろう。私たち親は長男が「人生の中で大きな決断をして、実行に移す時に、後先のことを何も考えずにパット行動してしまうことは大変危険なことです」。と話してきたが、まだ変わっていない。結局、H のことを「あとで仙台に帰ってからやる」とはいうが、どれだけ大変なのかは全くわかっていない。これも発達障害からくるものだと思う。そして、結局、私たち親が@からMのことにかかる費用を全部負うことになってきた。
 発達障害の子は後先のことも考えずに感情で物事を判断して、即、行動に移してしまう。そして、周りの人たちが振り回されてしまう。
 私たち親は長男を愛しているので、できるだけのことはしてあげたい。しかし、今迄のことを振り返ってみて、今回の引っ越し騒動、また、長男のしりぬぐいをしないといけないかと思うと気が重い。特に、仙台は5時間かければ、長男を助けに行けるが、広島県はあまりにも遠い。11時間かかってしまう。交通費もばかにならない。本当に神様に助けてもらわないと長男のみでなく、秋田の私たち親の家族も破産してしまう。「神様、長男と私たち家族のことを憐れんで下さい」と祈るしかない。
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